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2016.03.05 Saturday

北八ヶ岳 北横岳〜白駒池 その2

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    JUGEMテーマ:山行記録


    5日の土曜日です。朝の5時に小屋を出て山頂に。細い月が南の空に浮かんでいる。少し明るくなった空と森の上に浮かぶ月。とっても幻想的な世界だ。気温はマイナス10度ほど。風がないので暖かく感じられる。

    北八ヶ岳04

    さすがに山頂には風が吹いていた。三脚を立てて我慢して日の出を待つ。6時ちょっと過ぎ。甲武信岳や両神山がある方角が赤く光り出す。その直後、真っ赤な光が垂直に立ち上りはじめた。すごい光景だ。ほとんど泣きそうになりながらシャッターを押していく。時間にして数分だっただろうか。雲がオレンジ色に染まり、日が昇りだした。すごい光景だった。

    小屋に戻って小屋主さんに写真を見せると「サンピラー」だとのこと。「太陽柱」といって、雲の中の六角状の氷晶が太陽の光線に照らされて光る現象とのこと。風がなく、巻層雲などの雲が広がっている冬に見られるそうだ。一生のうちに一度見られるかどうかの光景に出会うことが出来た。ありがたいことだ。

    北八ヶ岳05

    下山してからこの写真を山仲間の集まるSNSに投稿したら、1000をこえる「いいね」をいただき、たくさんのコメントまでもらった。「今年一番の感動です」「スマホの待ち受けにしました」などなど、本当にうれしい。写真って、こうした「一期一会」の時間をおさめるものだ。そして、たくさんの共感をもらえることが写真の最大の喜びだということをあらためて知った。

    朝日はきれいだったのだが、すぐに空を雲が多い、雪までちらつきはじめた。朝のラーメンを自炊して、ゆっくりと出発。今日は五辻を経由して白駒池まで歩くだけにした。ロープウェーの山頂駅まで1時間。スキー客で賑わっていた。まぁ、せっかく持ってきたからということでスノーシューに履き替えて白駒池を目指す。

    12時30分に青苔荘 https://www.facebook.com/seitaisou に到着。ちょっと早いが、天気も良くないので、午後は小屋でごろごろさせていただくことにする。お昼にカレーをいただき、コタツに入ってウィスキーを飲みながら読書をする。すると15時頃に急に晴れはじめるカメラを持って池に。この時期、池は完全結氷していて自由に池の上を歩き回れる。いやいや気持ちの良い散歩が出来、写真も撮れた。

    北八ヶ岳06

    小屋に戻り、青苔荘の小屋主さんから苔の話を様々にうかがう。刺激的な話ばかりだった。いやいや苔は深い。というより、今度、苔を目的にここを訪ねなければいけない。この小屋もとっても暖かくてよい小屋だった。二十数年前に訪ねたっきりだったが、これからは度々訪ねることになりそうだ。

    夜も頑張って池の真ん中で夜空の写真を撮った。腕がないのであの満点の星空をなかなか写真では再現できていない。朝も朝日は出ないのだが、池の端の木々が真っ赤に火事のように燃えだしてすばらしかった。

    北八ヶ岳07

    6日の日も早朝は良かったのに、7時過ぎから風も出てきて雲か空を覆い始めたので、天狗岳に登るのは止めにして、賽の河原から渋ノ湯に下った。こちらも本当に雪が少なく、5月の連休時のような登山道だった。

    写真を撮るのを目的とした山行だったが、サンピラーにも出会えて、とても満足のいく3日間になった。

    写真は → http://30d.jp/tomoki77/90

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